費用の相場

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解体費用を節約するためのコツはありますか?

今度、古くなった自宅を解体して建て替えをすることになりました。解体業者に解体工事の見積りを取りましたが、思っていたよりも全般的に高く、驚いています。資金はできるだけ新居のほうにまわしたいと思っているのですが、解体費用を少しでも節約するためにはどうすれば良いですか?

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時期を業者に任せると2~3万以上安くなる可能性も。解体費用のほとんどは処分費と人件費です。これらの手間をいかに減らすかが節約のポイントになります。

家財道具の処分、草木の処分をしておく

解体費用を抑えるには、解体工事会社の作業の手間を減らすかがとても重要です。だからといって、自分で解体作業をするのは危険です。また、素人が安易に手を出してしまうと費用が高くなるので絶対に行わないようにしましょう。

節約のポイントになる行動は、工事前に家財の処分と庭木の処分することです。理想的な状態とは解体工事に入る前に、余計なものが何もない状態のことをいいます。

家財を残したままにしておくと、その家財の処分で時間がかかってしまいます。家具などはもちろん、電気はすべてとっておくなど、細かい部分についてもきちんと処分しましょう。また庭の木や、作業の邪魔になりそうな草などは、予め処分しておくなど、作業のし易い環境づくりも行いましょう。作業の効率アップにつながります。

適正な値引き額は1割以内。法外な値切りをしないように注意しましょう。

またよくありがちなのは、相場を考えずに、常識はずれな値切りをしてしまうことです。非常識な値切りをすると、業者に解体工事を受けてもらえない可能性もあります。適切な値引き金額は1割以内がよいでしょう。

また、あまりに多くの値引きが提示された場合は、業者へその根拠について聞くようにしましょう。値引きをしたために、工事が雑になってしまっては、本末転倒の状態です。

また見積りの有効期限は一般的に3ヶ月ほどです。見積もりをもらったらなるべく早く結論を出すようにしましょう。

市役所の補助金の有無を確認しましょう

自治体によりますが、空き家等を解体する際に、補助金の支給を受けることができる自治体が存在します。適用条件や補助金額も様々ですが、解体費用の半分以上を補填してもらえる可能性があります。

もっと安くするなら工期を業者に合わせること

常識の範囲の1割以下より、もう少し安くしたい!と思う場合には、解体工事の時期を業者さんの都合のよい日程に合わせてみてください。

解体は基本的に工事の3ヶ月前に業者を探して、2ヶ月前に契約するのがスムーズな流れです。その時、工事実施期間を2ヶ月設けて、「その間、どこで行ってもらっても良い」と、解体工事業者にあわせてスケジュールを組むことで、更に値引きしてもらえる可能性があります。

工期にゆとりがあると業者にとって、効率よくスケジュールを埋めることができるので、業者の機会ロスを減らすことにつながります。また、1ヶ月前など、かなり直前で解体工事を申し込むような場合には、ほぼ「業者の言い値」になると思っておいてください。

直前の工事でもすぐに予約が取れる業者さんは、あまり人気のない業者であるという点も懸念点です。急ぎの工事をしなくてはならない場合、本当にこの業者でよいかどうか迷った場合には、お気軽にご相談してください。

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解体費用をフラット35で支払うことはできますか?

解体して新しく家を建て直す予定です。住宅ローンをフラット35を利用する予定ですが、支払いが家の完成後となってしまいます。それでも解体費用をフラット35で支払うことは可能でしょうか?

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フラット35は支払のタイミングが後払いになるので、解体費用は別途用意しておく必要があります。

支払いに1年待てる解体工事会社はほぼいない

フラット35とは35年間金利がずっと定額という、長期固定金利の住宅ローンです。金利が安く、保証金も0円、繰り上げ返済手数料も無料という安心感から多くのお客様から選ばれる人気のローンともいえます。

解体費用もフラット35の中から支払いたいという方も多いと思います。しかし、それは難しいというのが結論です。その理由は、このローンの特性が家の完成時にお金が振り込まれるからです。ローン振込後まで解体工事費用の支払いを待ってくれる業者であれば可能ですが、それはかなり難しいでしょう。解体は家を建てる前に行う作業です。家の完成は半年以上要することが多いため、業者への支払いも同様に半年以上後となります。基本的には解体工事後の確認後、すぐに支払いが必要となりますので、難しいでしょう。

どうしてもフラット35で支払いたい場合には、大手の住宅メーカーでトータルプランを組んでもらうという方法があります。大手の住宅メーカーが一時的に解体工事会社に費用を立て替えて、最後に請求するという方法ができる場合もあります。しかし各社内容が違いますので一度メーカー担当者に問い合わせてみましょう。

解体費用分のキャッシュを用意しておきましょう

基本的に全てをローンでまかなう資金計画は、大変危険です。返済計画なども考慮して、ある程度の現金の用意しておく必要があります。できれば解体費用はキャッシュで用意しておき、土地の購入などをローンで支払う資金計画にしておくことをおすすめします。

つなぎ融資や他のローンの利用を検討する

解体費用は家の建築費用に比べ、少額です。解体費用だけキャッシュを用意しておくか、他の方法では銀行のつなぎ融資などを利用したり、無担保ローンを利用して解体費用を用意する方法が一番スムーズです。

どうしても難しい場合には、ローンの種類を変えるのも一つです。着工時に支払われるタイプのものではなく、土地代購入の時など着工前のタイミングで支払われるタイプのものを利用するのも手です。銀行や信用金庫によってさまざまな住宅ローンがあるので、希望に合うものを調べてみてください。担当するハウスメーカーや設計担当者に、おすすめのローンを聞いてみるのも良いでしょう。

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タンスなどの木製品をサービスで回収してもらえますか?

現在、解体工事をしています。見積りの際にタンスの処分もしてほしい旨を伝え忘れてしまいました。タンスやベッドといった木製品であれば、解体工事で出た廃棄木材と一緒にして無料で廃棄してくれるという噂を聞きましたが、それは本当でしょうか。工事が始まった後から業者にそのようにお願いしてもいいのでしょうか。

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少量であればサービスで回収してくれる業者は多いです。しかし厳密な見解では廃棄物処理法違反を行っていることにもなるため注意が必要です。

少量であればサービス

タンスやベッド、食器棚という木製品は、少量の場合であれば、無料で回収してくれる業者は多いです。住宅を解体する時には、柱や梁といった木材が産業廃棄物として大量に排出されます。これらの廃棄物は解体現場からトラックで中間処理場へ運ばれリサイクルされますが、木製品の家具を同様にトラックに積み込み処分するだけであれば、業者としてもそれほど手間ではありません。そのため、少量であれば引き受けてくれるケースはあります。

厳密にいうと廃棄物処理法違反

これらの作業は厳密にいうと廃棄物処理法違反となります。廃棄物処理法では、廃棄物を産業廃棄物と一般廃棄物に区分し、処分に必要な許可や処分方法を定めています。家の柱や梁は「解体工事という産業活動」を通じてゴミに変わった産業廃棄物としてみなさます。それに対してタンス等の木製品は産業活動を通じることなく、ゴミとして廃棄された一般廃棄物としてみなされます。両者を混同して処分することはできません。また、多くの解体工事会社は一般廃棄物収集運搬業許可を保有していませんので、これらの行為は違法としてみなされてしまいます。

行政は黙認

しかし、違法行為でありながら行政が黙認しているのが現状です。運び込まれた木製家具を見ても、それが作り付けの家具として住宅の一部であったのか、据え置き家具であったのかの判別は容易ではありません。また、総量としては少量にあたるため、取り締まりをせずとも大きな影響はないとして放置されていることがほとんどです。

一般廃棄物収集運搬業許可業者であればOK

多くの場合は違法と述べましたが、解体工事会社が一般廃棄物収集運搬業許可を保有し一般廃棄物として処分する場合や、下請けの一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼をし処分を行うのであれば合法的な処理作業といえます。

ゆとりがあればご自身で手配を

タンスの撤去作業が違法であると分かったのであれば、可能な限りご自身で破棄していただくことをオススメします。粗大ゴミとして出せば、それほど大きな費用は掛かりません。なにより法律違反を犯すのは気持ちがいいことではありません。モラルある施主として良識を伴った行動をオススメします。

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雨の日には解体工事は行われますか?

自宅にカスケードガレージがありますが、ガレージとしてはほとんど使用しておりません。そのため、解体をして敷地内に雑貨店を作りたいと思っています。カスケードガレージの解体費用の相場はどのくらいでしょうか?できるだけ費用を抑えたいのですが、なにかいい方法はありませんか?

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建物と一緒に壊す場合は1台15万~20万台が相場。単体の場合はそれにプラス10万円くらいが相場です。

重機を使った大掛かりな作業になる

カスケードガレージとは主に北海道、東北、北陸など豪雪地帯で使用されることの多い、丈夫なガレージのことです。最近は外国のガレージマーケット風に、お店のように使う方もいらっしゃいます。カスケードガレージの解体は、単体での解体か、建物と一緒の解体かによって価格が違ってきます。建物と一緒の解体の場合、大きさによりますが、1台分のスペースのカスケードガレージで15~20万台、2台分の広さのカスケードガレージでも20万~25万台の価格で解体が可能です。これは条件が良い場合での相場で、重機やトラックが入らないような狭い場所など立地などの条件によって価格が上がることもあります。またガレージ単体での解体は、プラス10万円くらいが相場です。単体での解体であってもカスケードガレージはプレハブと同様、重機やトラックなどが必要です。そのため、大掛かりな作業であることには違いありません。

ガレージ単体の解体の場合、15キロ以内の近隣の業者を

もし単体での解体をご希望され、費用をなるべく抑えたい場合はご自宅から距離の近い解体工事会社を選ぶことをおすすめします。費用は移動距離も反映されます。そのため、なるべく近い業者のほうが、見積りが割安となる傾向にあります。距離としては15キロ以内の業者から検討されると良いでしょう。業者選びのポイントはガレージ、もしくは10坪程度の広さの解体経験の有無です。また、プラン提案の現実性や説明のわかりやすさ、処分の方法などもチェックしてください。

新しいカスケードガレージに建替える場合

古いガレージを解体し、新しいガレージを設置される場合には、古いガレージを無料に近い金額で引き取ってくれる場合もあります。最近は様々なデザインが出てきており、ご要望に沿ったものが手に入れやすい状態となっています。

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有価物買取の表記が会社によって異なる理由はどうしてでしょうか?

解体工事をするにあたり、複数の業者から見積りを取りました。すると有価物買取という項目がある業者と、ない業者が存在します。有価物買取ということは、売却可能な素材があるということだと思いますが、業者によって買い取ってくれるところと、そうでないところがあるという意味なのでしょうか?

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有価物の買取金額を、見積りの減額に充てる業者と自社の利益に当てる業者に分かれます。また、減額をする業者であっても、有価物買い取りという表記をする業者と、特別な項目は設けず処分費用を減額するだけの業者が存在します。

業者によって買取費用の解釈は異なる

解体現場から発生する金属くず等は、有価物として売却することができますが、この有価物の売却益をどのように扱うかは解体工事会社によって異なります。

見積りを減額し顧客に還元する

解体現場から出た有価物はお客さまの物であるとし、少しでも見積り費用を安くするため有価物の買取金額を見積りの減額に当てるという考え方です。買取金額の分、解体費用が安くなるので、顧客にとってメリットがあります。

見積りの減額はせず、自社の利益とする

現場から発生した有価物は自分達の物であるとし、その売却益を自社の利益とする考え方です。工事から得られる利益が増えるため、業者にとってメリットがあります。その場合、解体費用は特に影響は受けません。

業者によって表記も異なる

有価物の買取金額を見積りの減額に充てる業者であっても、見積書の表記は様々です。

有価物買い取りと明記する

見積書の項目に「有価物買い取り」という項目を設け、実際の買取金額を明記する業者です。最もわかりやすい表記だといえます。

廃棄物処分費を減額する

有価物買い取りという項目は設けず、「廃棄物処分費用」の項目を通常よりも安く計上する業者です。見た目には分かりませんが、見積り自体は減額されています。

値引きとして表記する

売却益をそのまま「お値引き」という項目で計上する業者です。先の例と同様に、見積り費用は減額されています。

担当者に確認すること

有価物買い取りは、業者によって考え方や表記の仕方が異なるため、明記がされていない場合には担当者に確認することが一番良い方法です。「うちから出る鉄くずの買取費用は、この見積りの中でどの部分に当たりますか?」というように質問していただければ、実態が掴めると思います。

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他社と比べて圧倒的に安い会社を選ぶ時に何か注意すべき点はありますか?

解体工事を依頼するにあたり、相見積りを取りました。数社の見積りを比較したところ、1社だけが、あまりに安い金額でした。金額の安い業者を選びたいのが正直なところです。しかし何か裏があるのではないかと不安に感じています。不法投棄をしている悪徳業者もいると聞くので、このような業者を選ぶ際の注意点を教えてください。

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金額差が工事の工夫や処理場の有無といった、妥当な理由によるものかを確認をすることが大切です。

妥当な理由かの確認

他社に比べて大幅に安い業者を選ぶ際の注意点は、その金額差が妥当な理由によって生じたものであるかの確認を行うことです。

工事の工夫

解体現場によっては工事の工夫を行うことで、大きな金額差が生まれることがあります。例えば、接続する道路幅が狭い現場では、重機を使わず人力による解体が行われることがあります。こうしたケースでは、何らかの工夫(小さい重機を使う、進入路を作る)を行うことで重機を利用し、工事費用の3〜5割を削減することが可能です。また、通常の現場であっても人員配置を工夫したり、適切な大きさの重機を使うことによって工事費用の1割程度の費用削減は可能です。

廃棄物運搬の工夫

現場で発生した産業廃棄物を運搬する課程を工夫することにより、コストダウンにつながることがあります。例えば大型の廃棄物処理運搬車を利用して運搬回数を減らしたり、自社の敷地内にヤードを保有し一時的に廃棄物を保管することによって、廃棄物の運搬回数を減らすことも可能です。これらの努力によって工事費用の1割程度の費用削減が可能です。

処分施設の保有

解体工事の際に出た廃材は、解体工事会社が中間処理業者にお金を払い処分することが多いです。しかし、解体工事会社が自社で処分場を保有していた場合にはコストダウンが可能です。処分場を保有している業者は、解体工事と中間処理という双方で利益を上げることができるので、企業努力によって工事費用の1〜2割程度の費用削減が可能です。

利益の設定

解体工事の粗利益率は2割程度であることが多いです。しかし業者によって1〜3割というバラツキがあるため、利益率をどのくらいに設定するかによって解体費用に差が生じます。こちらも企業努力といえますが生じる差は1割程度になります。

明確な理由がないのは危険

費用削減が可能な例を紹介しました。しかし、これらの理由に該当しないのにも拘わらず大幅に安かったり、それぞれの項目で解説した費用削減効果の目安を上回る費用差があった場合には注意した方がいいでしょう。解体工事会社が何らかの不正によって費用を抑えている場合、施主様に迷惑が生じる可能性もありますので選定しない方が無難です。

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ブロック塀の解体を考えています。工事費用はどれくらいかかりますか

自宅の周囲を囲んでいるブロック塀が古くなってきたので取り壊しを考えています。ブロック塀のみの解体工事だと工事費用はどれくらいかかりますか?塀を壊すだけの工事なので、できるだけ工事費用を安く抑えたいです。なにかコツがあれば併せて教えてください。

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一平米で約5000円です。市販のブロックだと高さ5段、横幅3列でだいたい一平米になります。まずは、実際に解体しようと考えているブロック塀の大きさを測ってみましょう。

最低5万円はかか

ブロック塀の解体費用は大きく分けて処分費、人件費、運送費の三つに分類されます。そのため人件費と、運送に使うトラック代などの必要経費で、最低でも5万円はかかってしまいます。これに加え、ブロック塀の中に鉄筋が入っている場合には、その分の処分費が増えるなど、対象のブロック塀の状態によって合計工事費用は変わってきます。

ブロック塀だけではもったいない

「ブロック塀だけ」を解体するのか、それとも他も併せて解体するのかで工事費用は変わります。ブロック塀以外にも、例えばカーポートの解体をする、もしくはお隣・ご近所さんと一緒にブロック塀を解体すると、効率よく運送できるようになります。そうすることで「ブロック塀だけ」を解体するよりお得に工事ができます。解体工事をする前に、一度、周囲をを見渡してみると無駄なく工事ができるかもしれません。

立地によって費用は変わる

ブロック塀がどこにあるのか?という点も工事費用に大きく影響してきます。例えばブロック塀は道路側にありますか、それとも建物と近接していますか?立地によって工事方法などが変わるため、時間や人手の関係で工事費用が上下します。正確な見積もりがほしい場合には、ブロック塀の立地なども詳しく伝えるといいでしょう。また、地域によっては市町村などから助成金を受けられるところもあります。工事の前に一度検索してみるのもいいかもしれません。

やっぱり、安く抑えたい

道路の安全性向上や危険なブロック塀の撤去や改修を促進するために、市区町村で補助金(助成金)制度を用意しています。高さを指定以下にする改修や除去する工事費用の半額や、上限20万円までの補助など様々です。必ず、市役所に補助対象の条件や申請手続きなど確認しましょう。

また、ブロック塀だけの、いわゆる単体工事では割高になってしまうとお伝えしました。これは裏を返せば、何かと一緒に工事をするとお得になるかもしれないということです。例えば、建て替えやリフォームを検討している方です。「まずは解体工事をしてその後に考えよう」ではもったいないかもしれません。エクステリア業者やリフォーム業者に解体と施工を一括依頼すると安くなる場合があります。目の前の解体だけではなく「その後どうしたいのか」まで考え、納得のいく答えを見つけましょう。

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木造建築物の解体相場はどれくらいですか。

両親が数年前まで住んでいた木造建築物の解体を考えているのですが、今すぐ壊さなければならない状況ではありません。そのため、まだ業者に声をかけにくく、解体費用の相場がどれくらいなのか、あらかじめ知っておきたいと思います。概算で調べる方法はありますか?

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一般的には 養生→瓦の撤去→内装材の撤去→重機平均3~3.5万円/坪です。ご相談の多い30坪前後の木造家屋で、120万円前後が一般的です。
による解体→細かいガラの除去・整地→清掃 という流れです。

解体費用の内訳

木造建築物の解体費用は大きく分けて次の4つに分類できます。人件費、車両費、処分費、諸経費の4つです。まず人件費ですが、ご相談の多い30坪前後の木造家屋を例に挙げると一日当たり5人ほどの作業員が必要になります。一人につき1~1.5万円の日当で、工事期間は解体物のリサイクルや処分も含めて7~10日かかります。次に車両費は1件当たり最低でも5万円程度は必要です。処分費は解体物の量だけでなく種類の多さにもよるため、一概には言えませんが、一般的に解体工事費用全体の3割程度を占めます。費用構成としては人件費、車両費、処分費がそれぞれ3割ずつで、残りの1割が諸経費にあたります。諸経費としては、防音・防塵用シートの設置費や各種手続きに必要な現場管理費などが含まれます。

諸条件によって変わる

まず工事日数によって人件費が変わります。また建築物が何でできているのかも重要です。解体後に資材の種類が多ければ多いほど手間がかかり、処理費用が高くなってしまいます。立地条件も重要で、道幅が狭い場合は解体用の重機などが入れず、職人の手作業での解体工事となり人件費などが余計にかかる場合もあります。他にもアスベストや家財道具の有無も考慮されます。また、ここで忘れられがちなのが樹木の有無です。解体工事後の土地活用によっては、樹木の伐採や抜根などが別途必要となる場合もあります。

見積りを取ってみよう

少しでも解体工事を考えているなら、まずは見積りを取ることをお勧めします。当たり前ですが、建築物で同じ条件のものはありません。プロに現地を直接見てもらい、正確な見積りを手に入れてから検討をはじめましょう。

手軽にシミュレーション

解体工事の費用は様々な条件に左右されるため一概には言えません。しかし、安心安全解体工事.comでは物件の条件を入力するだけで解体工事費用の目安をすぐに確認することが可能です。金額の確認の際に、個人情報の入力は一切必要ありません。安心して見積もり額を確認してみてくださいね。

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アスベストの成分分析調査費用はどれくらいですか?

解体予定の建物に、建築年代的にアスベストが含まれている可能性があると解体業者から言われました。アスベストの有無を調べるために成分分析調査を行ってくださいとのことでした。この調査費用とは一般的にどれくらい掛かるものなのでしょうか?また、予想以上に高かった場合には、なにかコストダウンできる方法はありますか?

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検査機関にもよりますが、3〜5万円程度が一般的です。解体工事会社からの見積りであまりにも高い金額が出た場合には、値段の交渉をするか分析会社を変えてもらいましょう。

3〜5万円が相場

アスベストの成分分析は3〜5万円が相場です。検査を行うのは解体工事会社ではなく、専門の調査機関です。流れとしては解体工事会社が専門機関に発注し、解体の見積りに計上される形となります。分析機関や検査項目によっても費用は異なりますが、目安として上記の金額を想定しておくと良いでしょう。 。

サンプルの採取

依頼者が建物からサンプルを採取します。瓦や外壁などアスベスト含有が疑われる建材を、3cm角程度でナイフやのこぎりなどで切り出します。切り出したサンプルはビニール袋等に梱包します。念のためマスクを着用して作業を行いましょう。

調査依頼

サンプルを分析調査機関に送付します。輸送中に袋が破れないように、ある程度丈夫に包装すると良いでしょう。後は調査結果を待つばかりです。

分析

調査機関により分析が行われます。分析はアスベストの有無のみを調べる定性分析や、アスベストの含有量を調べる定量分析があり、サンプルにX線を当てるなどして検査を行います。通常はアスベストの有無さえ分かればよいので定性分析のみを行います。

報告書の送付

分析機関から調査結果の記載された文書が届きます。

あまりにも高い場合には

サンプル採取等を解体工事会社が行う場合には手間賃が掛かりますので、多少割高になるのは仕方ありません。しかし、分析費用が相場と比べてあまりにも高い場合には、値段の交渉をするか、分析機関を変更するなどの工夫をしてもらうといいでしょう。時間の許す方であれば、自身で分析機関に直接声を掛けていただくのもひとつです。

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見積りのために会社に再立ち会いをしてもらうことは可能でしょうか?

解体工事の見積りをしてもらうために、解体業者に現地まで来てもらい、既に見積りを受け取りました。しかし工事範囲などについて不明点があります。できれば再び現地に来てもらって確認をしながら要望を伝えたり質問をしたいのですが、再度立会いをしてもらうことは可能でしょうか?

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工事範囲に関するものであれば可能な場合は多いです。業者としても負担になるので、疑問点は全部まとめておき、そのタイミングですべて解決するのがよいでしょう。

再立ち会いは可能

業者によって返答は異なると思いますが、工事範囲に関する不明点であれば、多くの場合において再立ち会いを実施してくれることでしょう。施主様の納得・満足があってこそ、解体工事の契約が締結されるため、業者としても利益となります。また、施主様はそれだけ真剣に考えているわけですから、業者としても当然応えるべき内容になってきます。電話やメールで「工事範囲について不明な点があるので、現地でもう一度確認したい」と、お伝えいただければ日程を調整して時間を確保してくれる業者が多いです。

再立ち会い時までに不明点はまとめておく

どうしても再立ち会いを行うことは業者の時間的な負担になることになってきます。再立ち会いが何度も繰り返されるようであれば、業者としても決して良い気持ちにはならないかと思います。再立ち会いをするのであれば、それまでにすべての疑問点を紙に書き出すなど、不明点をまとめ、再立ち会い時にすべての問題を解消することが大切です。

まずは質問を投げ掛けるのが良い

まずは一度解体業者へ質問を投げかけてみましょう。電話やメールで回答が可能なことであれば、そのまま返答してくれる場合もあります。どうしても説明などが難しい内容であれば、業者の方から現地立ち会いを申し出てくれることもあると思います。解体工事会社はただ家を壊すだけが仕事ではありません。家を壊す際の施主様の相談相手でもあるため、信頼できる担当者であればそのまま悩みをぶつけていただくのが良いでしょう。疑問をぶつけた後の業者の対応によって、業者が施主様にどのような姿勢で向き合っているのかを計ることもできます。

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解体工事の着手金は一般的にいくらでしょうか?

解体工事をするにあたり、業者と契約を交わす予定でいます。業者の説明で、支払いは工事後の一括払いではなく、工事前と工事後の二度の分割でお願いしたいと言われました。

一度目の支払い時には、一般的にはどのぐらいの費用を支払うものなのでしょうか。できるだけ少なくしてもらえると安心です。また、そのような交渉は可能でしょうか。

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2回払いであれば、工事代金の1/2。3回払いであれば1/3というのが一般的です。

均等割が一般的

工事代金を何分割にするかによって金額は異なります。いずれにせよ均等割にするというのが一般的です。例えば、300万円の工事金額を2回払いで納めるのであれば、着手金150万円・最終金150万円。3回払いで納めるのであれば、着手金100万円、中間金100万円、最終金100万円。4回払いであれば、着手金75万円、中間金1が75万円、中間金2が75万円、最終金が75万円といった分割方法が一般的なものとなります。

融通がきくことも多い

支払い方法については、特に法的な規制がありません。施主様と業者の合意が得られれば調整することは可能です。例えば、ローン実行の関係で、着手金をそれほど払えない場合には、着手金を抑えるという交渉もできる場合があります。また、均等割をした時に端数が出る場合には、キリの良い数字に設定することも可能です。重要なのはお互いの合意です。支払い方法に要望がある場合には、担当者にその内容を伝えるのが良いでしょう。

均等割よりあまりにも多い場合にはご注意を

着手金の設定が均等割よりも、あまりにも多い場合には注意が必要です。着手金が存在する1番の理由としては、業者の負担軽減があります。解体工事中は、人件費や重機の燃料代等の経費が常に発生するため、解体工事会社は代金回収の有無にかかわらず、経費を負担しなければなりません。これは経営上良いことではありませんので、施主様の理解の元にその負担を軽減するため、着手金が設定されます。しかし、着手金の設定があまりにも多い場合には、代金を持ち逃げしようとする意図があったり、資金面で困っている業者である可能性があります。そのため、着手金の額が多すぎる場合には、交渉を行うか、業者を変える等の選択が必要となります。

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坪単価の金額にはどこまで含まれていますか?

インターネットで解体業者のホームページを見ていると、「坪単価〇〇円」という表記がされています。一般的にこれはどこまで含めた金額なのでしょうか?建物の状況とは無関係に、解体工事は面積で見積りを算出するものなのでしょうか?また、坪単価の安い業者に依頼してしまっても大丈夫でしょうか?

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業者によって表現方法は様々で、また別途費用がかかることがほとんどです。 あくまで参考程度とし、実際の現地を見てもらい、検討されることをおすすめします。

坪単価には明確な定義はない

住宅の新築工事の際にもよく使われる「坪単価」という表現ですが、法律で明確な定義が定められているというわけではありません。金額の目安としてイメージがしやすいために日常的に使われることが多く、解体工事会社の中には見積りの計算方法として利用している会社もあります。

多くの場合は、取り壊し費用+廃棄物運搬費用+廃棄物処分費用

解体工事の流れとしてじゃ、現場で建物を取り壊し、トラックで廃棄物を運搬し、中間処理場で処分する、という3つのステップで説明ができます。坪単価に含まれる費用として、一般的なのが、この3つにかかるすべての費用を合わせた金額となります。建物の上物だけではなく、基礎も取り壊して、解体工事後は更地にするまでの金額です。なお、道が狭く工事がしづらい場合や、重機が搬入できず手作業での解体になる場合は、工事単価が上がるため、ホームページ上の坪単価とはかけ離れた数字になることも決して珍しくありません。

外構部分の撤去は別途扱いになる

一方で、庭石・植栽・ブロック塀・カーポートといった、外構部分の撤去費用に関しては建物の解体坪単価とは別途扱いとなります。現場によって外構部分の量は様々です。担当者が現地を確認の上、実体に沿って見積ります。

養生や申請費用は別途であることが多い

更に建物の仮囲いを行うための養生費用や、各種の申請費用、諸経費等は坪単価から除かれていることが多いです。担当者に「ホームページに掲載されている坪単価の中に、養生費用・申請費用・諸経費は含まれていますか?」と質問していただければ、確認をすることができるでしょう。

取り壊し費用だけの表記に注意

解体工事会社の中には坪単価として取り壊し費用のみを計上し、廃棄物の運搬費用や処分費用を別途としている会社もあるので注意が必要です。「坪単価○○円!」という書き出しに魅かれて見積りを取ったところ、全く異なった金額が出てきたということにもなりかねません。坪単価に関する法律的な定義はないため詐欺になるわけではありませんが、業界の慣習に反し施主の混乱を招く記載であるため、施主様自らが注意をして業者の選定を行うことが大切です。

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解体費用を概算で見積もる方法はありますか?

所持している使用していない古屋を壊すかどうか検討しています。解体工事業者を探したり、見積りを取るために現地を見てもらったりする時間もなく、一度声をかけるとしつこく営業されそうなので、まずは自分で簡単に計算できる解体費用の目安があると良いのですが、概算で見積もる方法はありませんか?

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解体費用は建物の材質や間取り、周囲の環境によって大きく変動するため、現地を確認せず概算費用を算出することはできません。工事がしやすい環境における相場のみご紹介します。

概算見積りはまったく当てにならない

解体工事において概算の見積りはまったく当てになりません。解体費用の原価となるのは、人件費、廃棄物処分費、燃料費等が挙げられますが、同じような坪数の家であってもこれらが大きく変動することがあります。

材質

木造・鉄骨・RCといった構造体によって費用が異なるのは明らかです。しかしながら、同じ木造の建物であっても内壁に使われているのが、土壁か石膏ボードかベニヤ板かによって処分費用が大きく異なります。また、外壁や瓦の材質が陶器瓦か金属瓦かセメント瓦かの違いのよって費用も異なってきますし、アスベストの有無も費用に違いを及ぼす大きな要因となります。

間取り

同じ坪数の家であっても間取りによって費用は異なります。真四角の総二階の家と、入り組んだ形状の平屋の家とを比較すると、屋根・外壁・基礎の量が倍近くとなることも存在します。また、建物内の間仕切りの量によっても、廃棄物の処分費用は大きく異なります。基礎が布基礎か、ベタ基礎かの違いも費用が異なる要因です。

周囲の環境

周囲の環境は人件費・燃料費に大きな差を及ぼします。住宅が密集しており通常よりも注意が必要な現場の場合は、養生の設置や丁寧な作業に時間を要することもあります。また、道路が狭く重機が入れない場合には、人力による解体及び廃棄物の搬出が必要となり、人件費が大きく跳ね上がることもあります。

よく耳にする坪単価の話

インターネット上に「解体費用坪3万円」というような表記が散見されますが、ほとんど当てになりません。坪単価とは本来、解体に掛かった費用を坪数で割った結果であり、事前に設定された坪単価によって解体費用が決まるわけではありません。業者によっては、見積り費用を「坪3万円×40坪=120万円」という形式で表記することもありますが、実際には現場によって単価を変えていたり、別途費用を計上することにより利益の調整を行っています。坪単価を解体業者の言うまま鵜呑みにすると後で「予想していた金額と違う」という事態を招くかもしれないので注意しましょう。

地域ごとの相場

参考に解体費用の地域ごとの相場をご紹介します。あくまでも「工事がしやすい環境における、木造30坪の住宅」という条件ですので参考に留めて下さい。S造(軽量鉄骨造)の場合は+5000円、RC造(鉄筋コンクリート造)+10000円程度と考えていただくと良いでしょう。

都道府県家屋解体費用の坪単価相場
(木造30坪程度)
北海道20,000~30,000円
青森県25,000~35,000円
岩手県25,000~35,000円
宮城県20,000~30,000円
秋田県20,000~30,000円
山形県25,000~35,000円
福島県25,000~35,000円
茨城県25,000~35,000円
栃木県25,000~35,000円
群馬県25,000~35,000円
埼玉県25,000~35,000円
千葉県25,000~35,000円
東京都30,000~40,000円
神奈川県30,000~40,000円
新潟県25,000~35,000円
富山県20,000~30,000円
石川県20,000~30,000円
福井県25,000~35,000円
山梨県25,000~35,000円
長野県25,000~35,000円
岐阜県25,000~35,000円
静岡県25,000~35,000円
愛知県25,000~35,000円
三重県25,000~35,000円
滋賀県25,000~35,000円
京都府25,000~35,000円
大阪府25,000~35,000円
兵庫県25,000~35,000円
奈良県25,000~35,000円
和歌山県25,000~35,000円
鳥取県25,000~35,000円
島根県25,000~35,000円
岡山県25,000~35,000円
広島県25,000~35,000円
山口県25,000~35,000円
徳島県25,000~35,000円
香川県25,000~35,000円
愛媛県20,000~30,000円
高知県20,000~30,000円
福岡県25,000~35,000円
佐賀県20,000~30,000円
長崎県25,000~35,000円
熊本県20,000~30,000円
大分県20,000~30,000円
宮崎県20,000~30,000円
鹿児島県25,000~35,000円
沖縄県20,000~30,000円

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見積りを取ったのですが、契約前であっても違約金は発生することはありますか?

解体業者に現地まで来てもらって見積りをしてもらいました。しかし、予算に合わないため、この業者は断ろうと思います。まだ契約を交わしていない段階です。この場合、見積りに来てもらっている分の人件費や交通費は発生しているので、違約金のようなものを請求されないか心配です。解体工事をお断りした場合、何か支払う必要はありますか?

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契約を交わさない限り、違約金は発生しません。安心して断って下さい。

違約金とは

違約金とは、契約の当事者間で債務の不履行を行った場合に予定される損害賠償の額のことをいいます。契約書において取り決めがあった場合には、損害賠償の額を立証せずとも金銭の請求ができるという性質を持つものです。

(賠償額の予定)
第420条
当事者は、債務の不履行について損害賠償の額を予定することができる。この場合において、裁判所は、その額を増減することができない。

賠償額の予定は、履行の請求又は解除権の行使を妨げない。
違約金は、賠償額の予定と推定する。

つまり契約で違約金が設定されない限りは、契約は存在しないということになります。

もし何か費用を請求されたら

万が一、解体工事会社から何らかの費用を請求された場合には、支払いを断って下さい。契約が締結されていない限り、支払い義務はありません。「申し訳ないですが、お支払いはできなません。」と毅然とお話しいただければ、いずれ解体工事会社も引き下がってくれることと思います。もし、業者からの嫌がらせなどがあった場合に関しては、もしそうしたケースでは施主様が役所等に通報することになり、業者としてのダメージも大きいのでそのような行為を行うことはありません。

事前に見積り費用が掛かる、という説明を受けていた場合

もし見積り前に解体工事会社から「見積りを作成するためには、作成費用が○○円かかる」という説明を受け、その了承の元、見積り依頼を行っていた場合には質問者様に支払い義務が生じる可能性が高いです。最近では、見積り作成が無料の業者がほとんどですが、実際には現地へ足を運ぶ時間や見積りの作成など様々な労力と経費が掛かっています。説明を受けた上での見積りであれば、依頼者の義務としてお支払いをしてください。

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家屋の解体費用で平屋と2階建では、単価は違うのでしょうか?

現在、解体工事の見積りを取っています。解体業者から「平屋建てなので、解体費用が少し割高になっています。」と言われました。平屋のほうがむしろ安くなると思っていたのですが、単価は上がってしまうのが一般的なのでしょうか?

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屋根や基礎の割合が増えることから、平屋の方が割高になります。

解体費用の内訳

解体費用の内訳を大まかに二分すると、「工事の作業賃」と「廃材の処分費用」に分類できます。

  1. 工事の作業賃:解体を行う際の人件費、重機の使用料、ガソリン代といった費用
  2. 廃材の処分費用:工事で発生した木材やコンクリートガラの処分費用

解体工事会社が見積りを作る際には、各項目がいくらになるかを計算して見積書を作成します。

平屋建と2階建の建物を比較した場合、これらの項目が異なってきます。

平屋建ての方が基礎と屋根が多い

試しに、40坪の平屋と、40坪の総二階を比較してみましょう。

家を構成する部材として、設備、内装材、柱、梁など、様々な部分がありますが、その中で大きく異なってくるのが基礎と屋根の2点です。

平屋の場合、建物が40坪であれば、基礎面積は40坪、屋根面積は40坪となります。

一方で、総二階の建物であれば、1階の面積が20坪、2階の面積が20坪となりますので、基礎面積・屋根面積共に20坪となります。

基礎面積・屋根面積が異なれば、撤去する必要のあるコンクリートや瓦の量は大きく異なりますので、作業賃や処分費用は増えることになります。

平屋の方が割高

場合によっては平屋の方が有利な項目もあるとは思いますが、解体工事の費用の中では「工事の作業賃」と「廃材の処分費用」の2つが圧倒的に大きな割合を占めます。

よって、作業条件等が同じ建物であれば平屋の方が2-3割前後割高になります。

たまに、「解体工事会社からもともと聞いていた費用よりも割高になってしまった。」という声を耳にしますが、その要素の1つとして、上記のような点が挙げられます。

坪単価は当てにならない

解体工事会社のホームページをご覧いただくと、「坪○○円から」という表現は多いですが、坪単価はあくまで目安の数字です。

「解体費用÷建物面積=結果として算出された坪単価」であり、「決められた坪単価×建物面積=解体費用」ではありません。

目安の数字に踊らされるのではなく、坪単価はあくまでも目安として考えて、進めていただくことをお勧めします。

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家屋調査に掛かる費用の相場はいくらですか?

所有しているコンクリートの住宅を取り壊すことになり、解体業者を呼んで見積りを出してもらいました。工事業者が言うには、建物が鉄筋コンクリートのために解体工事の際に大きな振動が起こる可能性があり、近隣とのトラブルを避けるためにまずは家屋調査が必要とのことでした。この、家屋調査には、どれくらいの費用が掛かるのでしょうか?一般的な相場があれば教えて下さい。

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建物の種類や調査項目によって異なります。一般的には1件あたり3〜10万円程度が相場といえます。施工会社が調査会社に支払いますが、見積りに計上される場合がほとんどです。

家屋調査の内容

家屋調査は家屋の現状を正確に把握するために、様々な項目によって調査を行います。家屋の全景、建具の建て付け、基礎の亀裂、内装の亀裂、漏水の状況、外壁のクラック、雨漏り、瓦のズレや割れ、建物の水平、地盤の水平、地盤の高さ、土間コンクリートのクラック、塀の破損といった項目を調査します。調査は写真撮影や水平器やレーザー測定器による測定、聞き取り調査などの方法がとられ、2人1組で調査が行われることが多いです。一般的な費用感としては半日から丸一日掛かるため、3〜10万円となります。

金額に影響する要因

建物の大きさ

調査対象の建物が大きいほど調査範囲が広くなるため、費用は高くなります。

建物の種類

調査対象が住宅か、ビルかでも異なります。ビルで共用部分のみの調査しか行わない場合は割安になります。

調査項目の数

どの程度まで細かい調査を行うかによって費用は異なります。調査項目が多いほど高額となります。

一度に依頼する建物の数

一度に調査を依頼する建物の数によっても費用は異なります。複数の建物をまとめて調査を行う場合、移動時間等が削減できるため一軒あたりの費用は割安となります。

調査現場までの距離

調査会社から調査現場までの距離によっても費用が異なることがあります。あまりにも遠方の場合には割高になる可能性があります。

施工会社が支払うが見積りに計上

家屋調査の費用は解体工事の施工会社が、調査会社に直接支払うのが一般的です。しかし、調査費用は「家屋調査費用」や「諸経費」といった形で見積書に計上され、施主が負担することになります。調査費用はあまりにも相場よりも高い場合には、解体工事会社にその事情を質問すると良いでしょう。

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